カサカサ乾燥肌を撃退!乾燥肌の素朴な疑問にお答えします
■どうして乾燥肌になるのでしょう?
肌が乾燥するのは、肌の水分と皮脂のバランスが崩れるからです。水分と皮脂のどちらかに偏ることで乾燥肌になります。中にはどちらも不足している人もいます。
■乾燥肌冬の方がひどくなるの?
冬の気候や温度が肌に大きく影響します。冬は空気が乾燥するために、肌の表面から水分がどんどん蒸発していきます。室内と室外との温度差による肌のターンオーバーも乱れがちになります。
■乾燥肌は改善できるのでしょうか?
これは大きな問題ですね。乾燥肌は、もちろん改善できます。そのためには、まずは、今の自分の肌状態をしっかりと分析するところから始めなければなりません。自分の肌に何が不足して何が過剰なのかを理解することで、正しいケア方法を続けるだけで、ツヤとハリのある肌になります。
では、さっそくあなたの現在に肌状態を確認してみましょう
あなたは、どの乾燥肌タイプですか?
■ベタつく部分もあるけど、ところどころ乾燥している気がする。特に目元が気になる。
・ベタつきが気になる
・毛穴の開きや黒ずみが目立つ
・たまにニキビもできる
・洗顔後、つっぱり感を感じることもある
・皮脂ケアをしても治らない
皮脂はちょうどよいのですが、水分が不足している乾燥肌です。
ケア方法
油分はなるべく控えて水分を補給してください。水分と皮脂のバランスが悪く、水分不足です。化粧水をたっぷりとつけ、しっかりと乳液で蓋をすること。食べ物も肌に影響するので、普段から水分摂取をこころがけて、揚げ物などの油物は、できるだけ控えるようにしましょう
■いくら保湿してもファンデーションののちがイマイチで、肌がピリピリすることもある。
・洗顔後につっぱり感を感じる
・たまに強いかゆみを感じることがある
・ピリピリした刺激を感じることがある
・たまに粉をふく
・顔の赤みが気にある
敏感肌を伴った皮脂の少ない乾燥肌です。
ケア方法
敏感肌にはやさしいケア&バリア機能の強化が必要です。刺激に弱い敏感な乾燥肌なので、肌に優しい処方のスキンケアを選ぶことです。肌のバリア機能が低下することで、敏感肌を助長しがちです。発芽玄米などに含まれるセラミドを摂取し、バリア機能を高めましょう。
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■洗顔後、毎回肌のつっぱりを感じて、粉がふくほどカサカサになります。
・洗顔後肌のつっぱりを感じる
・粉が吹くこともある
・小じわが気になる
・肌がごわつくこともある
・メイクのノリがイマイチ
水分も皮脂もどちらも不足気味の乾燥肌です。
ケア方法
水分と油分をバランスよくしっかりと補給してください。水分も皮脂も不足していることで、肌のターンオーバーバーが滞りがち、美容液やクリームを付けるときにマッサージもして肌の活性化を心がけることで、潤い成分が浸透しやすくなります。
洗顔後に肌に化粧水が浸透しやすいようにブースター的な化粧水を使用するといいですよ
乾燥肌の、基本スキンケア
■クレンジング
・メイクや汚れを優しく落とす
メイクなどの汚れや古い角質が残っていると、保湿成分を肌に届ける力がダウンします。まずは潤いを受け入れるための肌環境を整えましょう。
超乾燥肌の方は、皮脂をとりすぎないミルククレンジングやさっぱりとしたものを使うと、潤いを守りつつ、穏やかにメイクを落としてくれます。肌本来の皮脂を落とさないので、洗い上りもしっとりします。
オイリードライ肌の方は、蒸しタオルで、毛穴を開かせてからオイルクレンジングです。肌表面の皮脂が多い場合、毛穴詰まりの原因になります。洗浄力の高いオイルを選び、古い角質を残さないように
敏感肌の人は、少しの刺激でも肌に負担がかかってしまうために専用のクレンジングでやさしくメイクを落としてください。
■化粧水
優しいタッチで刺激を与えてはいけません。保湿力がありつつもバリア機能を強化してくれる化粧水を使用するといいと思います。肌を優しく包むようになじませます。
パッティングや擦るのは肌を痛める原因なので、手のひらを使って重ね付けをしてなじませます。
ハンドプレスで潤いを肌の奥へとどまらせることをイメージします。もっちり感が足らない時は、さらに化粧水を追加します。
導入液(ブースター)を取り入れることで浸透力を高めてくれます。ターンオーバーが乱れがちな肌にもおすすめです。
■乳液
オイリードライ肌の人は、さっぱり系の乳液で油分をとりすぎないように気を付けます。オイリードライ肌では、皮脂は十分にあるので、みずみずしい使用感のさっぱり乳液を選んでください。
超乾燥肌の人は、水分と油分のバランスが絶妙な乳液を使います。保湿力にこだわったアイテムを探してみてください。粉が吹くほど乾燥したら、オイルを1滴プラスすると潤いが強化されさらにもっちりとなります。
美容液やクリームを塗るときは、手のひらで人肌まで温めて塗るようにします。肌全体になじませたら、手で肌を包み込むように密着させ、潤いの浸透力をさらにアップさせます。