肌が乾燥する・・保湿のために化粧水・乳液は本当に必要なのか

20代以下

今まで、肌の保湿のためには、化粧水・美容液・乳液・クリームが必要だと言いました

一度これを全否定してみたいと思います。

全部を否定することで、本当に大切なものが、ひょっとして見えてくるかもしれません。

私たちの常識としては、洗顔後は肌の水分が減っているので、すぐに化粧水を塗り、その後自分の肌の弱い部分を補うために(美白、保湿、紫外線、黒ずみなど)美容液を補います。

そして最後に乳液もしくは、クリームなどで、水分が逃げないように蓋をして完成です。

これを科学的な見地からちょっと「全否定」してみたいと思います。

■肌に水分を与えたら必ず油分で蓋をする

パンに例えるならば、食パンにバターを塗っておけば、いつまでも食パンの保湿は保たれるという事ですね。

実際はそんなことはありません。

油膜というものは、そこまで完璧に水分の蒸発を守れるものでもありません。

■乾燥した部屋では、水を多く飲むと肌が乾燥しない

誰でも分かることですが、飲んだ水は、そのまま皮膚に行くことはありません。一旦のどを通り胃に入り各臓器へと運ばれます。

人間の身体全体は、スポンジではないので、水を飲んだらすぐに吸収して、全身にしみ込むようなことはありません。そんな単純ではないのです。

肌のためにと、一生懸命に、暖房をがんがんに効かした部屋の中で、水分を採っている人がいますが、のども乾いていないのに飲む水は、皮膚の下に溜まり、むくみの原因となるだけなんです。

■乾燥してきたら、肌にミストを浴びさせて保湿する

これはその時は、効果があるかもしれないのですが、肌を濡らしてもすぐに蒸発してしまいます。下手をすると同時に肌の潤いまでも奪われてしまう可能性だってあります。パサついた髪の毛に水分を与えても、すぐにまた元通りになると同じことなんです。

■肌の代謝を上げるために、半身浴をする

半身浴で、長時間湯船に浸かり、汗をかくとやたらと美容効果があるように思えます。肌の老廃物が体の中から出ていく感じがするし、肌のターンオーバーも正常に戻り、活性化されるような気がします。でも科学的に見れば、あまり関係ないことなんです。汗がたくさん出たからと言って老廃物がたくさん出ていく訳ももないし、ターンオーバーに関しては、睡眠中に行われるものであるので、お風呂に入っているときは、ほとんど関係ありません。

という事は、お風呂に長々と入っているよりは、さっさと上がって、寝た方が良いということになりますね。

今まで、「これは良い事だ」と思っていることを科学的な視点から、「全否定」してみました。

これはあくまでも科学的な視点なので、今まで、このサイトでかいた記事が全て間違っているという訳ではありません。

ただ、「こういう見方」もできますよ・・という事なのです。

でも、せっかく全否定したのだから、何か良い解決法を探さなくてはなりません。

濡れたタオルをおいていると、自然と乾くし、食パンもそのまま放置しておくと乾いてしまってパサパサになってしまいます。

いったい人間の肌との違いは何なのでしょう。

それは皮膚の中には、水分を逃がさない仕組みが生まれつき備わっているからなのです。アミノ酸や尿素が水分を吸着する作用を持ち、必死に水が飛んでいかないようにしているのです。

そして、この役割の最も重要な成分が「セラミド」なのです。

セラミドは水分をサンドイッチ状態に挟み込む性質があります。一度捕まえたら離さないのです。

例え湿度が0%になったとしても、蒸発しないし、氷点下30℃になっても凍らないのです。これがあるからこそ、人間は寒いところでも生きていけるのです。

セラミドは、人間の体の中で作られ、セラミドが多いか少ないかで保湿できるかどうか、乾燥肌になるのかならないのかが決まってきます。

つまり結論を言えば、セラミドが少ない人は、乾燥肌になるので、化粧品で足してあげれば良いのです。

セラミドは体の内側からも補給できます

これが本当の意味での「保湿」なのです。

スポンジの役割をするセラミドがない状態で、いくら化粧水を与えても、いくらミストを肌に与えても、保持する力のない、肌に与えても、何の意味もないのです。

セラミド(スポンジ)が役割のしっかりと果たす条件を整えて、初めて、いろんなケアが役に立ってくるのです。

このことを知っているのと知らないのとでは、無駄なスキンケアをすることになります。

セラミドが不足している肌に水を与えることは、ザルに水を注いているのと同じことなのです。化粧水で湿度を与えただけでは「保つ」方の働きをするものが何もないので、保湿にはならず、しいて言えば「加湿」程度です。

ましてや乳液・クリームなどの油分は乾いた肌を油分で保湿しようとしても、乾いたパンにオリーブ油を塗るようなものなのです。

今まで当たり前と思っていることを、違った見方から全否定してみると、新しい何かが見えてっ来るものですね。是非参考にしてください。

年齢を重ねて、顔が四角くなってくる人がいます。

四角くなってくる理由は、皮膚の下の脂肪のヘリが少なくなるのにも関わらず、肌に厚みがあり、筋肉や骨が小さくなることで、厚みのある脂肪付きの肌が、下垂するのです。

そのたるみが重量感を感じさせるたるみとなり、顔を四角に見せてしまうのです。

同時に、肌にハリはあるのに、ほうれい線だけがどんどん深くなってきます。

そんな時はリフトアップ効果が期待できるものを使うと良いです。

その反対に、年齢とともに、脂肪の量がどんどん減っていくタイプの人もいます。そんな人は、目や頬の下がくぼみげっそりとした印象になってしまいます。

特にまぶたがくぼんでくると影になってしまい、元気が無いような顔になってしまいます。

そんな人には、肌をふっくらさせる効果のある化粧品がおすすめです。

 

十分に保湿をしているのに、夕方になるとカサカサになって小ジワが目だってしまう・・・そんな時は、皮膚の保湿機能が弱っています。皮膚のターンオーバーを活性化しましょう。

肌が乾燥してくると、しわができやすくなります。

肌が乾燥することで、できる小ジワは、スキンケアを見直すことで目立たなくすることができます。週1回は角質を取り除き、肌のターンオーバーを促します。

古い角質が残っていてると保湿機能が低下してきます。いくら肌に良い成分でも、肌表面の角質が邪魔をするようでは、せっかくの良い成分も届きづらくなります。角質が邪魔をする理由としては、年齢とともに肌の代謝が低下してい、老廃物が蓄積されてしまうためです。ピーリングジェルを使って、角質ケアを行い、肌のターンオーバーを促しましょう。

朝の肌は、オイリーなのに、夕方になると乾燥する人は、肌の表面だけでなく、インナードライの可能性があります。
表面だけで、皮脂が覆われ肌内部の水分量が足りていないので、セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン、プロテオグリカンなど高保湿成分が入った美容液を使いましょう。

保湿をせずにクリームだけを塗っても無駄です。しっかりと化粧水や美容液で肌を保湿してからクレームで蓋をする保湿ケアをしてください。

肌が潤いえば、乳液やクリームは必要ないと考えている人がいますが、それは間違っています。化粧水は主に水分と潤い成分を補給します。そこにキープ力はありません。せっかくの潤いをキープしたいのであれば、乳液やクリームで蓋をするべきなのです。
たしかに素肌には、皮脂という天然の膜がありますが、乳液やクリームなどの油のシールドも絶対に必要なのです。
その効果があらわれるのは、使った直後ではなく、むしろ時間が立ってからです。化粧水や美容液だけでは、水分も潤いもキープできず。すぐに肌が乾燥してしまいます。しかし、乳液やクリームまで使っていれば、時間がたっても肌はしっとり潤っています。

 

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