40代~50代にかけて、気になるのがシミ
どうしても年を重ねてくると、以前はそれほど目立たなかったシミが急に目立つようになり、目立つことで、さらに気になります。
紫外線を浴びると、表皮のあちこちからメラニンを作るよう指令が出され、それによってメラノサイトがメラニンをつくり、肌が黒くなります。シミはミラのサイトが適度なところでメラニンを作るのをやめずに、いつまでも作り続けてしまう現象です。メラノサイトのエラーが原因です。
そんなシミですが、1種類ではないのです。
シミの種類に合っていないケアをしても、シミは薄くなりません。種類に対応したシミ対策を行うことで、シミ目立たなくすることができるかもしれません。
■シミの種類は大きく分けて4種類です。
・老人性色素斑
40代~50代に最も多く見られるのは、紫外線によるダメージが原因とされる老人性色素斑です。「老人」とはいうものの、若い人では20代ですでに出てくる人もいます。境界線がはっきりとして、茶色やこげ茶で大きさはバラバラです。頬の高い部分にできやすいのが特徴です。
・肝斑
肝斑ができる大きな原因は、「女性ホルモン」と「摩擦」です。ホルモンに影響されるので、妊娠中やピルの服用時も出やすくなります。最近では皮膚の摩擦も原因のひとつと考えられています。左右対称に頬骨あたりにできます。
・炎症性色素沈着
ニキビの跡や傷の後がそのまま残ってしまうシミです。若いころ肌の代謝も良く残りませんが、年齢を重ねて肌の代謝が悪くなると、そのまま残ってしまいます。
・そばかす
遺伝的な要因があり、UVケアなどで消すことが難しいのですが、一方で自然と消えることもあります。でたり薄くなったりを繰り返すことも。肌が白い人にできやすく、頬から鼻にかけて見られます。
■シミを増やさないためには、どうすればよいのでしょう。
一言でいえば、1年中UVケアと肌への刺激を防ぐことです。
シミの原因のほとんどが紫外線が原因です。したがって1年中UVケアすることが、最もシミの被害を減らすことができます。
日焼けをすると肌本来の免疫機能やバリア機能が失われ、コラーゲンの生成が滞ります。その結果、シミができるだけでなく、肌の弾力やハリまでもが失われます。
・そんな時は、「アルフェグレイスモイスターナル」で、コラーゲンを補うのが最善です。
紫外線ダメージを防ぐための日焼け止めをして、さらにメラノサイトのスイッチをオフにして、メラニンができるのにストップをかけ、美白化粧品を同時に使用します。そのうえで、肌のターンオーバーをスピードアップして、メラニンを早く出ていかせる角質アップケアをプラスします。
また、摩擦(刺激)もシミを増やす原因に。洗顔やスキンケアの際に顔を強くこすることは避けてください。
洗顔をするときは、「泡」で洗う感じがベスト!
・洗顔は、「どろあわわ」をおすすめします。
ホルモンの影響を受ける肝斑の場合は、なんといっても規則正しい生活と規則正しい食事が最も効果的です。
美白効果のあるスキンケアを使うのが一般的なシミ対策です。
飲んで効くサプリメントも同時に飲むといいですよ。
即効性を求めるのであれば、レーザー治療や肌治療を定期的に行うことで効果があります。
■内側からキレイをつくる
内側からキレイを作るのであれば、美容のためのサプリメントが、最もお手軽で、効果が期待できます。
大正製薬のアルフェシリーズやオルビスのディフェンセラなどがおすすめです。
一般の女性は、内側からのキレイを作るためにどのようなことを行っているのでしょう。
一般的に行われていることは、まずは、きちんと食事をするということです。それも緑黄色野菜や海藻、きのこ、良質のタンパク質、発酵食品など栄養のバランスがとれたものを食べているようです。
特に50代以降は、黒い食材がカギだと言われています。例えば、黒豆や黒ごまなどを意識してとるようにすると良いと思います。後は抗酸化作用のある赤い食材(ビーツ・トマトなど)
顔がむくみやすい人は、塩分を控えめにすることで、むくみを取ることができます。どうしても水分が残ると、顔がむくみそれが続くとシワになります。
内側からケアを行うことで大切なことのひとつに、体を冷やさないということ。
朝晩に50℃前後の白湯を飲み、体を温めてみてください。その日1日、体が活発に動きます。
体を温めると、血液の流れが良くなり、毛細血管の細部まで、酸素が運ばれ、老廃物を排除してくれます。
新陳代謝がよくなり、それが肌の代謝にも繋がるのです。
サプリメントを飲んでいるのであれば、その栄養分を、体の隅々まで届けてくれます。