内側からうつくしくなりたい
そのような発想は、外側からだけでは、ごまかしが効かなくなった30代以降の女性の発想なのです。
これは、30代以降の女性ならば、誰もが考える事です。
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しかし、内側からのケアが思うようにいかないのは、なぜなのでしょうか
内側から美しくなるという本当の意味はどういうことなのでしょう。
皮膚に関する悩みの多くを、どうしても食べ物と関連付けてしまいがちです。
特にアトピーや慢性のじんましんなどで苦労している方は、ついつい食べ物を気にしてしまいます。
実際、食べ物のせいで病気になることは、肥満などの生活習慣病以外は、めったにないことなのです。食べ物で、異変が起きた時には、まず最初に気が付くのは、自分自身のことが多いのです。
病気になると、なんでも食べ物と関連付けてしまうのは、テレビや新聞の影響なのかもしれません。
例えば、「シミに効果がある食べ物は〇〇〇」とか、「アトピーには、○○が効果あり」などと騒ぐときは、たいていは食べ物がメインとなっています。
たしかに食べ物は大切であるのですが、「○○○ばかりを食べろと」と言っているわけではないのです。
肌の調子が、そればっかり食べることで良くなることを聞いたことはありません。
ある食べ物を食べる事で、肌の調子が良くなるのであれば、スキンケアの商品も不必要ですね。
人の体を食べ物で変えることは、そう簡単なことではないのですね。
食べ物は、薬ではないので、ひとつのものを食べ続けると弊害が出てきます。
食事で大切なことは、バランスなのです。
ひとくちに「バランスのとれた食事」といいますが、これが意外と難しいのです。
バランスの悪い食事をするより、バランスの良い食事をすることはとても困難なのです。
では、バランスの良い食事とは、どのようなものなのでしょう。
肌荒れに悩んでいる女性に伺いますが、どのような食事をしているのでしょう。
おそらく自分が毎日食べている食事は、「ごく普通」の食事だと思っていると思います。
ただ、ここに大きな落とし穴があります。「ごく普通」の定義が人それぞれによってバラバラなのです。
例えば・・・
朝食:パンとコーヒー
昼食:コンビニで総菜(野菜)、おにぎり、野菜ジュース
夕食:パスタ、スープ、サラダ
この食事をみて、どう思いますか。
とてもバランスが取れた良い食事だと思いませんか。
動物性のタンパク質も少なくダイエットにも良さそうですね。
しかし、これすごくバランスの悪い食事なんです。
野菜は食べていますが、作られて時間の経過したものは、ビタミン類はあまり効果が期待できません。
野菜ジュースも無いよりは、あった方が良いのですが、パックに詰める際に高温殺菌をするので、これもまたビタミンは壊れてしまっています。
夕食のパスタは、炭水化物です。炭水化物ばかりではどうしてもバランスが悪くなります。女性には、特にこのような炭水化物を中心にした食事をしている人が多いようです。
サラダの野菜も淡色野菜がおおく、もともとビタミンが少ないうえに、外食で出てくるサラダは切ってから長時間たっているので、ビタミンの破壊は進んでいます(天然のビタミンは、空気に触れると壊れるという超デリケートなのです)
豆類や根菜類には、鉄分や繊維、ミネラルなどが豊富に含まれています。
肉は、消化に時間がかかり血糖値を急激に上げないので、実は太りにくいんです。
それよりも炭水化物の方が、急激に血糖値を上げ、太りやすいのです。
したがって、このような食事を「普通の食事」だと思っている人は、なかなか美肌には、程遠いという事になりますね。
いわゆる「糖質ダイエット」です。
炭水化物は、体内ですべて、糖に変わり、余った分は脂肪に変わるので、ダイエットには大敵なんです。
バランスの良い食事の理想は
バランスの良い食事というのは、1日におよを30品目の食材を食べることだというのを聞いたことはありませんか。これが美容に良い食事という事になります。
30品目は無理としても、なるべく多くの食材を取り入れることなのです。
そうなると「和食」がおすすめなのです。主食はご飯なのですが、できれば玄米や雑穀米などにすると良いと思います。
こうすることでミネラルや繊維が増えます。
これに魚か肉、緑黄色野菜、大豆商品、キノコ、海藻、根菜などを含めると良いと思います。
日本人は、昔から肌のきれいな民族として有名です。ニキビやシミも欧米人と比較してもずっと少ないのです。その秘訣が「和食」にあるのです。
くれぐれも「○○は、美肌に効果がある」という口コミに騙されて、そればかり食べるような偏った食生活はつつしんでください。
最後に、スキンケアと食事の関係についてです
いくらスキンケアを頑張っていても、肌土台の基本となる栄養素が不足していては、どうしようもありません。
肌の基本となる土台作りには、食事から見直す必要があります。
例えば・・・・
■コラーゲンの材料として、卵・大豆・肉・乳製品など
■セラミドの合成促進として、レバーやカツオなど
■新陳代謝を良くしたいならば、緑黄色野菜
それぞれ、タンパク質、ナイアシン、ビタミンB群を摂取することで効果ありです。