スキンケアは、順番を守ってこそ効果が出ます
キレイになりたいという願いは、いくつになってもどんな立場の人であっても叶えたいものです。
でも悩みがいくつもあると、どうしても後回しになってしまいます。
しかも、悩みがたくさんあると、どこから手を付けていいのかわからなくなります。
そうするうちにどんどんと年を重ね、悩みはどんどんと増えてきます。
結局は多くの「悩み」は諦めになってしまうのです。
しかし、それはとてももったいないことなのです。
誰もがいくつになってもきれいになりたいものです。また、何歳からでもキレイになれるのです。
日々コツコツとスキンケアを繰り返すだけで、増える悩みを克服できます。
難しいことはなく、数多くあるちょっとしたコツのいくつか自分に合いそうなものを取り入れて、期待に胸を膨らませながらケアを続けることで、肌にツヤが出てきます。
まずは気になるところから扉を開けてください。
そこで、大切なことをひとつ・・・
スキンケアを正しく行うためには、それぞれの目的に合ったものを、順番通りに使う必要があります。
間違った目的で使ったり、間違った順番で使うと、美肌を手に入れるどころか、肌を老化させてしまう可能性もあります。
誰でもわかるように簡単にスキンケアの方法を教えます。
- クレンジング
- 洗顔
- 化粧水
- 美容液
- 乳液
- クリーム
使う順番に説明します。
■クレンジング
肌への負担を減らし、汚れをしっかりと落とせるのは、水分と油分のバランスがいい乳液タイプかクリームタイプをおすすめします。潤いを失わずに汚れだけを取り除くことができます。ファンデーションを使っているならば、ファンデーションと同じブランドの物を選ぶといいですよ。
クレンジング剤は、手に取って、少し温めて、じっくりと肌に馴染ませて、ジワッ~と汚れを溶かすようなイメージでキレイにしていきます。ゴシゴシこすったり、ササっと馴染ませるだけでは、汚れが溶けずに残ったままになります。
クレンジング剤を落とす時にヌルヌルが気になるのであれば、あらかじめティッシュで油分と汚れを拭き取っておくと良いです。
洗い流す時は、熱いお湯や冷水ではなく、少し冷たさを感じるぬるま湯が最適です。
■洗顔
手が汚れていると、泡が立ちにくいので、顔をキレイにする前に、まずは手のひらをキレイにしておくことが大切です。
泡を立てるときは、空気を含ませながら、水を少しずつ足し、手のひらで50回ほどすり合わせて泡立てます。もっちりとした泡ができれば完成です。
もっちり泡を肌の上にのせて、手のひらが肌につかないように転がすようにするのがコツです。
すすぐときは、ぬるま湯で、生え際やあごの下も入念にすすいでください。
■化粧水
化粧水は、手でつけるのか、コットンでつけるのか悩むところです。どちらでもいいのですが、私の場合コットンに染み込んだものを捨てるのがもったいない気がするので、いつもは手で付けています。手のひらで抑えて、肌に染み込ませるような感覚です。最後に手のひらで包み込んで終了です。
全体に馴染ませたつもりでもどうしても乾燥してくる部分があります。そんなところには、重ね付けで対応します。特に目の際、小鼻の脇、口角の3点は、乾燥しやすいので要注意です。へこみ部分には、指やコットンを差し込むようにして良く馴染ませてください。
化粧水は美容成分の通り道を作ってくれます。
■美容液
化粧水で、美容成分の通り道を作った後は、肌に栄養分を補給してあげます。
美容液は、肌のサプリメントのようなものです。そのため、肌トラブルに合った美容液を使うことをおすすめします。シミやくすみが気になるのであれば、「美白美容液」を、肌のたるみならば「リフトアップ美容液」といった具合です。水分を肌にもっと取り入れたいのであれば、ヒト幹細胞培養液を使ったものやセラミドを含んだものを使用すると良いと思います。
美容液は、しっかりとしたクレンジング、洗顔、化粧水があって、初めて効果を最大限に引き出すことができます。美容液の中には、ブースター美容液のように、化粧水の前に使用するものもあるので、説明書はよく読んでください。
気になる症状がいくつかある時は、2~3種類の美容液を混ぜて使っても構いません。
■乳液
乳液を使い続けることで、肌に柔らかさが出てきます。
化粧水や美容液だけで満足してはだめです。乳液を使っている人と使っていない人とでは、肌年齢が、10歳くらい変わってきます。
乾燥しやすいポイントには、特に丁寧に馴染ませてください。
首筋や胸元など、余った乳液を付けておくと年齢を感じさせない肌になります。
乳液は、馴染みや滑りが良いので、軽くマッサージをしながら塗ってあげると、血行も良くなり一石二鳥です。内側から外側へ円を描きながら向けてリズミカルにマッサージをしてください。
■クリーム
クリームには、肌の表面をすっぽり覆ってくれるヴェール効果のあるオイルが乳液より多く含まれています。そのため美容液や乳液で与えた美容成分や潤いを、逃さずにキープする効果が高いのです。
クリームを馴染ませるときは、両手のひらで、ヒト肌に温めてから塗るとなじみがいいです。10代のころは乳液だけでも十分かもしれませんが、20代後半くらいになると、クリームも塗ってほいた方が良いです。
乳液でも十分に潤いを実感できるなら、寝る前にクリームを塗ることをおすすめします。時間差でクリームを塗ることで、さらに肌の乾燥を防いでくれます。
べたつきが気になる時は、ティッシュで軽く表面の油分だけをとってあげましょう。
冬は特にブースター美容液を使うことをおすすめします
冬の潤いケアの中心となるのが、次に使う化粧品の浸透を力を高めるブースター美容液の存在だからです。
乾燥して硬くなってしまった肌では、いつもの化粧水の入りが悪くなっています。よく浸透する柔らかい肌にするには、洗顔後の肌に、ブースター美容液をプラスして、その次に使う化粧品を引き込む肌に整えることです。
最新のブースター美容液は、肌を柔らかくするだけでなくエイジング機能があったり、美白効果もあるので、自分の気になる急所をフォローしてくれるようなブースター美容液を選ぶのも選択肢のひとつです。