スキンケアで厄介な毛穴の黒ずみのケアはどうすればいいの

20代以下

毛穴の黒ずみは、擦ってもきれいになりません

大きく開いたり、白いポツポツが飛び出したり、見れば見るほど気になるものって何かわかりますか?

答えは『毛穴』なんです。

毛穴には、いろんなトラブルがありますが、それぞれの症状には、れっきとした原因があるのです。

■角栓
皮脂と角質が混ざって栓となり、毛穴を押し広げて拡大させる

■黒ずみ
メラニンを含む角質が毛穴の入口に集中して、黒いリング状に見える

■ニキビ
出口が塞がれ行き場を無くした皮脂にアクネ菌が繁殖して炎症に

■たるみ毛穴
毛穴が陥没してできた穴が、たるみで引っ張られてタテ型に

毛穴のトラブルといっても、ただ、皮脂が多いというだけなら、ここまで毛穴の問題は、複雑化しません。

毛穴のトラブルを複雑化するのは、肌の変化や加齢だけではないんです。
ストレスによる過剰な皮脂や乾燥による毛穴の詰まりが、角栓やニキビを誘発するのです。

毛穴の出入口は、乾燥などで詰まりがちです。

毛穴トラブルを未然に防ぐには、皮脂の流れをスムーズにすることが大切です。それには、適度な保湿と古い角質をロり除くピーリングなどのケアがおすすめです。同時に、クレンジングや洗顔で毛穴の汚れをためないことも大切です。

毛穴の黒ずみを取ろうとして、ゴシゴシと強くこすったりすると、状況を悪化させてしまいます。

いくら頑張ってあぶらとり紙で皮膚の油をとっても黒ずみは全く減ることはありません。

この黒ずみの正体は、いったい何なのでしょう。

毛穴に詰まっている汚れの事を「角栓」と言います。この角栓は、古くなった角質と皮脂だといわれています。

厄介なのは、皮脂です。皮脂は、日光(紫外線)に当たったり汚れが付いたりすることで、酸化し黒くなってしまうのです。

◆黒ずみを発生させないようにするには、どのようにすればよいのでしょうか。

毛穴が黒くならないようにするには、基本は、やっぱり洗顔です。

洗顔と言っても力いっぱいゴシゴシ洗ってはだめ!!
たっぷりの泡を使って極力摩擦を減らすことです。

手をさかさまにしても落ちないくらいヘタらない泡が理想です。

キメの細かい泡が、毛穴の奥の汚れまで吸着して、汚れをきれいに落としてくれます。

洗顔の盲点として、たっぷりの泡を使ってきれいに洗顔したのはいいのですが、泡をきれいに落としきれていない人がいます。

汚れをしっかり落としたら、次に大切なことは「保湿」なんです。

◆毛穴の黒ずみと保湿とどういう関係があるのか不思議に思いませんか?

保湿をすることで皮膚のキメが整うのです。

保湿を怠ってしまうと、どんどん乾燥して、毛穴が目立ってくるのです、キメが荒くなるのも、肌がスカスカになるからです。結果、毛穴が目立ってしまうのです。

化粧水だけでは、肌の保湿は不十分です、必ず乳液やクリームを使って保湿をしてください。

化粧水の後に乳液やクリームを塗ることで、肌の内部の水分と油分の潤いのバランスが整い、キメをふっくらと整えてくれるので、毛穴が目立たなくなるのです。

化粧水と乳液・クリームは、必ずセットで使用しないと効果が半減してしまいます。
◆それでも毛穴が気になる人は、収れん化粧水を使うことをおすすめします。

「収れん」とは、肌を引き締めたり、発汗を抑えたりする作用の事です。

収れん化粧水を使うことで、一時的に肌のケラチンタンパク質を収縮させることにより、肌が引き締まった良いうに見せる効果や皮脂コントロール効果によるメイク崩れの防止効果などが期待できるのです。

収れん化粧水の中に清涼感を得られるものもあれば、肌への刺激となる成分も含まれていることもあるので、敏感肌の人は注意してください。

即効性を求める時は、はがすタイプの毛穴パックやクレイパックを使うと一時的には、汚れが取れます。

ただ、気を付けなければならないのは、無理にはがすという事は、肌のサイクルに合っていないので、それだけ負担をかけてしまいます。同じようなことに指で汚れを押し出すというのも同じことです。

毛穴の汚れがひどい時には、クレンジングや洗顔の前に、顔を蒸しタオルで温めてからクレンジングと洗顔を行えばより汚れが落ちます。

入浴するときには、湯舟に浸かっておくだけで、この効果を得ることができます。

少し時間がかかっても良ければ、ビタミンCやセラミド、プラセンタ、EFGなどの成分が入った美容液を使うのもおすすめです。使い始めて1週間くらいで、効果を実感できると思います。

毛穴の黒ずみは、日々のスキンケアをしっかりとしておけば防ぐことが可能です。

でも一度できた毛穴の黒ずみは、気にすればするほど、増えていくような錯覚さえ覚えてしまいます。

そう思っても、ケアをしなければどんどん黒くなってきます。

気が付いた時にもう一度スキンケアの基本をしっかりと学んでみましょう。

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