化粧水の正しい使い方は、化粧水の説明書通りに使用することです。
何はともあれ、まず最初にいいたいことは、紫外線をたくさん浴びた肌は、ほてった状態なんです!
紫外線を浴びることがなくても、乾燥している室内で過ごしていれば、肌の表面は、水分が奪われて、乾燥してあまり良い状態とはいえません。
そんな時にまずやらなくてはならないことが、肌への水分補給です。
自宅でほっと一息つく前に、まずクレンジングをして洗顔をします。その後、化粧水(美白化粧水だとさらに良いです)をコットンにたっぷりとつけ、顔全体をやさしくパッティングしていきます。
最近では、ターンオーバのサイクルがいろんな要因で長くなってきたといわれています。その分不要な角質が残ってしまう問題が発生します。
この不要な角質は日常の洗顔などで十分に落ちるのですが、無理には落とさない方が良いという意見もあります。無理に角質を落とさないことで、よりよい角質を育てるという考え方もあるようです。
肌の調子がイマイチと感じた時は、肌の保水力が落ちて、保湿が足りていないことが大半です。
いろんな化粧水を使っているにもかかわらず、肌の調子が上向かなかったり、化粧水の効果が感じられない人は、「薬用」の化粧水を使うといいと思います。
薬事法によって「医薬部外品」を認められた効果効能を表示できて、しかも化粧品と同様の使用目的を持つことができます。
化粧水の種類には、保湿化粧水や美白化粧水、収れん化粧水、ふき取り化粧水などの種類があります。
乾燥を防ぎ、肌にうるおいを与えてくれる効果があります。保湿成分としては、さまざまな成分があり、自分の肌に合う保湿成分を見極めることが大切です。また季節によって、保湿効果の強弱をつけることができます。
シミやそばかすなどの紫外線によるトラブルを予防する効果があります。保湿ももちろんですが、紫外線の強い時期にだけ、美白化粧水を使うこともおすすめです。
肌に残った余分なもの(残ったメイク、皮脂の汚れ、古い角質など)を取り除いてくれます。きれいな肌になるので、その後の美容液や乳液の浸透力も上がり、ブースター的な役割もあります。洗顔時に肌のザラツキが気になった方は、週に1回の定期ケアとして、使うのもおすすめです。
洗顔後の肌は、乾燥しやすいうえに、水分不足となっています。肌は、すごく水分を欲しています。効率よく保湿するためにも、洗顔後には、できるだけ時間をおかず化粧水をつけるようにしましょう。
化粧水は、時間をかけて、肌にたっぷりと水分を与えるために上から下へ、内から外へと肌を持ち上げるようになじませていきます。
手で直接つけるときは、どうしてもつけムラができることもあります。塗り忘れの部分がないように、気をつけましょう。
コットンを使って化粧水を塗るときは、コットンと肌との摩擦に気を付け、化粧水は、たっぷりと使って肌に染み込ませましょう。
化粧水を肌となじませた後は、最後に手のひらでしっかりと顔全体を覆い、化粧水を再度なじませてください。
化粧水を使用した後は、化粧水後の肌の状態に合わせて、美容液や乳液を替えてみたり、調節することが、保湿ケアをより一層効果的にします。
補足説明
メイクが一番きれいに決まるのは、化粧水を塗って10分ほど経過したくらいです。10分ほどたつと、お肌のキメが整い、細かくなるために、化粧のノリが良くなりヨレにくくなります。
化粧水は何も考えずに使うよりも、まずは目的や作用を知っているとスキンケアへの理解も高まります。
化粧水は洗顔後にすぐ使用し、ハンドプレスで肌に浸透させ、使用後は、乳液やクリームで蓋をして、水分を閉じ込めて下さい。
これも重要なポイントのひとつです。